ニュース – 清原果耶…NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」〈中〉ヒロインの複雑な感情を自在に操る表現力

ニュース –  清原果耶…NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」〈中〉ヒロインの複雑な感情を自在に操る表現力

2014年10月13日。都内で行われた「アミューズ オーディションフェス2014」最終審査会に清原果耶(19)はいた。
当時、中学1年生。カーリー・レイ・ジェプセンの「Good Time」を英語で歌い、ハツラツと踊った。審査員から「その踊りはどうしたの?」と聞かれ、「自分で考えました」と明かすと、会場からはどよめきが起きた。「素材のきれいさ、歌って踊れて表現力の豊かさがある。将来が見える」と絶賛する審査員もおり、最終的にグランプリに輝いた。シンデレラストーリーはここから始まった。
女優デビューしてからも表現力の評価は高い。2018年のNHKドラマ「透明なゆりかご」(3日から4夜連続で再放送)では、産婦人科でアルバイトする高校生を演じ、命の誕生や死と向き合う演技が評判を呼んだ。19年前期の朝ドラ「なつぞら」(主演・広瀬すず)でも主人公と生き別れになった妹を好演。喜怒哀楽を激しく表現するのではなく、同じ笑顔でも、その中にさまざまな気持ちを表し、評価を上げた。
「おかえりモネ」では、東北で生まれ育ち、気象予報士を目指すヒロイン役。震災時に地元を離れていた後ろめたさや、自分の夢が見つからない複雑な感情を表現する。制作統括の吉永証チーフプロデューサー(CP)は「セリフを言うだけでなく、背景の気持ちを伝えるのが安達(奈緒子)さんの脚本。清原さんならモネを表現してくれる」と全幅の信頼を置く。
一方でドラマでは飛び抜けて明るい表情も見せている。「森林セラピー」のシーンではモネが森の中で大爆笑を連発する。同CPも「『わっはっは! わっはっは!』、あの振り切り方。イメージを裏切るような演技でびっくりしたし、すごいと思った」とその振り幅に驚く。
芝居の深みと幅。10代にして豊かな表現力で清原はヒロインを演じる。その中で、撮影現場の宮城県では“困難”も待ち受ける。(浦本 将樹)
◆清原 果耶(きよはら・かや)2002年1月30日、大阪府出身。19歳。14年のアミューズ「オーディションフェス2014」グランプリ。15年、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビュー。16年、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」で映画初出演。18年、NHK「透明なゆりかご」で東京ドラマアウォード2019・主演女優賞を受賞。ファッション誌「Seventeen」専属モデル。特技は歌うこと、ダンス。身長162センチ。

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